真悠の書いていた足三里は、
松尾芭蕉が出発前にお灸をすえて、あと三里歩いたという、
あまりにも有名な健脚のツボ。
長時間の立ち仕事や歩行などの後、このツボにお灸をすえると、
まだまだいけるわ!というくらい、本当に足が軽~くなります。
そんな健脚ツボ足三里は、同時に超有名な胃のツボでもあり、
このツボに鍼をすると、たちどころに、ぐにょんうにょん、と胃が動き出します。
治療の最中に、お腹がグーと鳴ったり、
終わった後お腹が空いた感覚が出ます。
東洋医学を解明するテレビなどでは、
胃のエコーを取りながら鍼をすると、躍るように胃が動きだしてビックリ!という映像データがよく紹介されています。
さらに、足三里は強力免疫ツボでもあります。
ここにお灸をすえることで、免疫の主役である白血球がぐんと増えます。
予防接種も効かない結核を、
足三里へのお灸で治療効果を上げている団体
「モグサアフリカ」を以前ご紹介しましたよね。
400近くあるツボの中でも、大スター足三里、
少々場所が取りにくいのが難点でして・・・
膝のナナメ外側の下、
膝の骨のコリコリから指約4本ほど下がった場所で、
圧すとじーんと来るところ。
こちらも動画をご活用ください。