ものもらい特効ツボ

随分と涼しい9月スタート、新学期スタートとなりました。
ご存知、関東大震災の起こった9月1日、東京は防災の日として、
子どもたちの引き取り訓練が行われます。
地震に限らず、猛烈な雨に雷・・・
最近は「自然災害は隣り合わせ」を実感する場面が多いように思います。
いざという時の備えは絶対に必要ですね。
 
防災グッズの中に歯ブラシを、と数年前から伝えられていますが、
湯たんぽやお灸も加えてあげてください。
寒い時に限らず、不安な時、温かさは神経の興奮を抑えてくれます。
自律神経が乱れると、不要な痛が現れてきますから、
ちょっとしたケアグッズとして湯たんぽやお灸は最適です。
 
前回お伝えしたお互いのマッサージもよいですね。
不安な時は「手当て」に限ります。
緊張したり、不安になると、人は自然に手と手をとるもの。
こんな時も「オキシトシン」はしっかり分泌され、働いてくれるのです。
 
さて、今回は、「こんな時にはこのツボ」シリーズより「ものもらい」編をお伝えします。
 
 
今週月曜日の朝、珍しく長女が目が痛いと言い出しました。
パッとたところ、充血も腫れも目ヤニもありません。
学童に行く時間が迫っていたので、ひとまずものもらいの特効ツボ
痛い目と同じ側の人差し指にある、「澤田流二間(じかん)」と
合谷(ごうこく)にせんねん灸をして行かせました。
不思議と「二間」は熱いと言いません。
そうなのです、同じようにお灸をすえても、悪いところは熱く感じないのです。
熱く感じるまで、同じ「二間」に続けてもうひとつすえました。
 
さぁ夕方帰宅後、「やはりまだ痛い。変な感じがする」。
は朝と同じく何の変化もありません。
が、瞼をめくってると・・・ぷっくり事に腫れ上がったできものが!
これは痛いね~!再び同じポイントにお灸(せんねん灸)。
朝同様、2つすえました。肘の先の曲池(きょくち)というツボも増やします。
 
明日の朝、夕方でかなり良くなるはずだからね、とその日はそれだけ。
 
翌朝、「どう?」「うーん、昨日よりゴロゴロしないけど、まだ変」
確かに赤はひいていますが、腫れはまだあります。
前の晩と同じところにお灸。
今度は一つ目で熱い!
よし!これは治ってきている証拠だな~
 
そして、2日目帰宅、玄関開けるなり、「もう痛くないよー!」
手を丁寧に洗わせて消毒して瞼をめくってると・・・
うん!よし!プツ、と小さな点はあるものの、赤もなく、腫れもなく、
ほぼ元通り。
念のため、もう一度お灸をしたら、翌朝はきれいすっきり!!
 
人差し指にお灸をすればものもらいが治る、って、すごくないですか?!
 
ものものらい(麦粒腫)へのお灸は、私の診た中では
今のところ100%、完治もしくは改善、という驚異の効果!!
とにかくよく効きます。
不思議なのがお灸でないとダメなのです。
 
でも、お灸でないとダメ、ということは、
自分でもできる、ということ!
ぜひ、「澤田流二間」で調べてて頂き、市販しているせんねん灸を
すえててください。
お灸を熱く感じる頃から、不思議や不思議、目がすぅ~っとしてきます。
熱さを我慢する必要はありません。
逆に、上述の通り、熱く感じなければ、熱く感じるまでやり、すぐ外して大丈夫です。
 
こればかりはだれでもできます。
された昭和のお灸名人、澤田先生に本当に感服です!
 
もし効かない場合は、ツボの位置が間違っていますので、
そんな時はご連絡くださいね。
 
ということで、今月はものもらいの特効ツボ、でした。
来月はどうしてこのツボが効いたのか、少し触れてたいと思います。
<<お知らせ>>
今月9/8(金) 9:30~11:00
三鷹市の認可保育園 上連雀保育園
(三鷹市上連雀 5-1-27) にて
「親子でできる こんな時にはこのツボ!」を担当いたします。
ツボに限らず、東洋医学的な体の診方や
ケアの仕方、育児相談なども行いますので、
お近くの方はぜひご参加ください。