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鍼灸Q&A

あと1時間ほどで2016年も終わります。
なさんそれぞれどのような過ごし方をされていますか?
熊本被災地の皆様は、まだ落ち着かないでしょうか。
先日は糸魚川にて大規模な火災もありました。
どうか、少しでも心穏やかに、新しい年を迎えることができますように・・・
我が家は次女のインフルエンザが驚くほど長引きに長引き、
却って静かな年の瀬を過ごしています。
感染源の多い子供のインフルエンザには早めの予防接種が一番!
と、改めて痛感しております。
さて、本年も一年、らく通信にお付き合い、ありがとうございました。
おかげさまで今年も、事故やトラブルもなく、
鍼灸治療を通じ、皆様の健康生活のお手伝いをさせて頂くことができました。
本年秋には、念願の幼稚園における小児はり治療がスタートし、
「小児はりの普及」に一歩近づいた一年でした。
ご紹介などを通じ、新しくご縁を頂いた皆様、
継続してメンテナンスをさせて頂いている皆様、
らく通信を読んでくださっている皆様、
この場を借りて、感謝申し上げます。
毎月「らく通信」では、
鍼灸治療の中で聞かれる、患者さんからの質問に対するアドバイスや
大小さまざまな発、世の中で流行りの健康法や新しいデータ、などを
ランダムにお届けしておりますが、
今回は大晦日号としまして、本年の「鍼灸室らくの活動について
Q&Aスタイルでご報告させていただきます。
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Q.いつ、どこで受けられるの?
A.月火木金と土AMは武蔵野市の自宅「鍼灸室らく」、
  毎月第一火曜と第2,3,4水曜は広尾駅徒歩10分の「有栖川サロン」
  にて承っております。場所の詳細についてはご連絡下さい。
Q.何に効くの?
A.肩こり・腰痛などの整形外科系疾患はもちろん、
  しつこい咳や鼻水、胃腸の不調、むくなど
  内科的な全身的な不調の解消を得意としています。
  また、お子さんの治療はカン虫、夜泣きから便秘、小児喘息、自閉傾向まで
  多岐にわたります。
Q.鍼は痛い?
A.痛のない鍼を目指してはいますが、「効かせる鍼」のためには
  痛い部分や悪い箇所に多少なりともズーンと響く感じが出ます。
  鍼が怖い方や初めての方には刺さない鍼もございますので、
  ご相談ください。
  また、全身の筋・骨格を調整する整体的な手法も併用します。
Q.子どもにも刺すの?
A.お子さんには刺しません。特殊な鍼の先でなでるだけです。
  生後1ヶ月から施術できるくらい、やさしい手法ですが、
  その場で変化が出るなど、効果はしっかりあります。
  小児はりについては、ホームページ  http://rakumi.jimdo.com
       に詳しく書いてございますので、ご覧ください。
Q.どうして効くの?
A.鍼をすることで、痛む局所から鎮痛物質が出たり、
  脳内モルヒネのように脳内にて痛を軽減する物質が出ます。
  また、体性-自律反射という自律神経の反射により、が減ります。
  ストレス物質によって阻害された血流を回復するという実験結果もあります。
  治効理論については、いろいろな研究が重ねられています。
Q.はりってくせになる?
A.なりません。
  長期間通っている方は刺激に慣れるので、そう言われるのかも
  しれませんが、決して悪いことではありません。
  その方に応じて必要な頻度をお伝えしていきます。
  鍼灸を受けることで、自分の気づかない不調に気づくことも
  ありますし、メンテのナンスのためにも、ひと月に一度程度の
  施術が理想的です。
Q.鍼治療を避けた方がいい場合は?
A.発熱時や極度に疲労している時、痛が2週間以上続く時。
  鍼灸治療は西洋医学と対立するものではなく、
  補完するものです。
  鍼灸治療の前に、必ず医療機関を受診されるようお願いします。
  
以上、ざっくりとですが、鍼灸治療についてお伝えしました。
~~について聞いてたい、というご意ございましたら、
ぜひお寄せください!
らく通信のトピックとさせていただき、お答えします。
これを機に、新しい年は鍼灸治療受けてようかな、
あの人に勧めてようかな、という方はご連絡下さい(^^)
鍼を刺されると、自分の体ってこんなんだったのか!
こんなところがこうやって動くの?!など、いろんな発ができます。
また、ストレッチやお灸など、自宅での宿題が多いのも
私の治療の特徴なので、治療を継続すると、元より元気になっていきます!
新しい年に、体に良いこと、再スタートしませんか?
では、新しい年が皆さんにとって、希望に満ちたものになりますように。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。