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皮膚を通して・・

びっくりするほど温かい年末年始、如何お過ごしですか?

12月末なのに都内ではハイビスカスが咲いた、とか?!
確かにいつもはまだ硬い芽のはずの
モクレンやねこやなぎの花芽が、
ふんわり銀白色のモフモフをつけていてびっくり!
寒いのは苦手ですが、それでもピリリと寒さがないと
なんだか落ち着きません。
これが温暖化の影響なのでしょうか・・・
 
さて、皆さんにとって2015年はどんな一年でしたか?
年初の目標や思いは叶いましたか?
実現に近づきましたか?
私は目標としていた小児はりの患者さんの幅が増え、
色々なお子さんを通じて、皮膚の声をはっきり聞くことができました。
そして、何事もひとつひとつ愚直に積上げることだと
再認識した一年でもありました。
自分のやったこと以上に成果は出ない。
体と同じ。
自分の体は食べたものでできているし、使った分だけ表れる。
どんな生活をしているかが、体や頭脳、心の状態に表れる。
だからこそ、毎日毎日の当たり前のことを大事にしよう、
と再認識できました。
その上で、未来のことは具体的にカラーでイメージしてる。
ぼんやりでは叶わない。
脳科学的にても、具体的にカラーでイメージできることは叶う、
と言われています。
自分の漠然とした思いを、具体的に画や言葉に落とし込む作業を
今年も引き続き行っていきます!
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前3号のテーマ「喘息・呼吸器」。
何度もお伝えしてきた通り、東洋医学では「肺」「大腸」と関わります。
「肺」は二酸化炭素を含んだ空気を、
「大腸」は便を、
ともに不要物を体外に排出する機能を持ち、
体の水分調整に一役かっており、皮膚の状態を左右します。
さて、この皮膚、ただの体の境界線だけではない、
すごいすごいすごい役割を果たしているのです!
私たち小児はりの会でもお世話になり、頼りにしている
桜美林大学 山口創教授。
先生の講演に9月に行って参りました。
自己評価が低い子・人は実際の自分の皮膚よりも、自分を小さく感じてしまう。
ボディピアスやタトゥー、リストカットなどは
皮膚を傷つけることで、自分の大きさを確認している作業である、
とか、
鬼ごっこや伝言ゲームなど、相手に触れるボディタッチのある遊びを
取り入れたら、学級崩壊に近かったクラスが落ち着いた、
皮膚に触れる=愛情ホルモンオキシトシンを増やすことができる
などなど、皮膚のもつ潜在的な力について具体的にお話くださいました。
この内容については、とても1回では終わらないので、
次回以降にお伝えするとして、
2016年、私のテーマはこの「小児はりと皮膚」に決定!!
自分の中での仮説を確信に導けるように、
さらに多くのお子さん・患者さんと関わって行きます。
カルチャースクールのお灸教室でも、その効果に驚かされていますが、
こちらも合わせて皮膚が全身状態をどう表しているか、に注目して
お灸の効果をさらに高める方法をつけていきます。
毎月650名以上の小児にはりをする、大阪の先生に少しでも近づくべく、
小児はりという方法でお母さんや子どもたちを笑顔にできる!と信じ、
夢を具体的にカラーでイメージしながら、進ます p (^ ^) q
少しでも感動や熱い思いが伝わるように、
引き続きらく通信でお届けしていきますので、
今年もお付き合いのほど、よろしくお願いします。
では、なさんにとって2016年が心身ともに
充実した一年になりますように、
心よりお祈り・応援の気持ちを込めて・・・
ともに我晴りましょう!!